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メイン アンプ
電源部
内容的には、前作のInternetラジオからFM/AMラジオを取り去り、アナログアンプをデジタルアンプに変更したようなものとなっています。なので、基本的にはそちらと同様なので、詳細は下記も合わせてご覧ください。
・概要・回路図
・無線LANモジュール
・Internetラジオとプレイヤー
電池電圧は、eneloop4本で4.8Vですが、ACアダプタを接続した時の逆流防止用ダイオード(D3)の電圧降下が約0.3Vあるので、TAS5717 にとってはぎりぎりの4.5Vとなっています。
ACアダプタは、eneloop充電電圧と充電回路の電圧降下を考慮すると、7V位が丁度良いのですが、そんなアダプタはないので、9Vとしています。その分の余分な電力は熱で逃がす必要がありますので、IC1とQ2の温度上昇を抑えるために、5Ωのセメント抵抗(R16)を挿入しました。
eneloopの充電電流ですが、当初は400mAにしてクイックチャージレベルにしていたのですが、Q2がかなり発熱するため、180mAに抑えました。十分な発熱対策が取れる場合は、R1を1.5Ωに変更して400mAで充電させる事が出来ます。(この場合、ソフト側の設定 CHARGE_TIME の値を、5時間程度に設定して下さい)
VS1053b のアナログ出力は使用しないので、ソフト側からアナログモジュールをOFFにして使用しようとしましたが、そうすると、I2S出力の音量もミュートされてしまうため、OFFにする事はできないようです。なので、一応 LEFT/RIGHT/GBUF ピンに、安定化の為のCとRを設けています。
特にGBUFピンについては、使用しない場合でも、フィルタを接続するようにデータシートに書かれています(最近気付きました)。
ちなみに、VS1053b のI2S出力のサンプルレートは48KHzで使用します。(TAS5717で扱える最大レート)