[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昔よく作った記憶があるものとして、実験用の安定化電源があります。
なぜだか、よくショートさせたり、放熱設計が悪かったりで、しょっちゅう壊していました。
その昔から三端子レギュレーターは存在していましたが、スイッチング電源は殆ど見た記憶が
ありません。少なくともビギナー用に手に入るものは無かったと思います。
いつも12V5A程度のトランスを使っていたので、大きくて重く、ちょっとした実験をするだけでも
抱えて引っ張り出していたものです。
現在は電源装置はなく、電池ボックスを必要な数だけ繋いで実験しています。いいかげん、
そろそろ作ってやろうと思い立ちました。
実験用電源といえば、100Vから作るのが定番かもしれませんが、色々と思案した結果、AC
アダプターを使う事にしました。なので安定化電源というより、DCコンバーターといった方が
良いかもしれません。
使う時、ACアダプターを繋ぐのが少しだけ手間かもしれませんが、メリットもあります。
・必要な電源容量に合わせてACアダプターを選べる
・小型化できる
・必要な部品の調達が容易
・安価に作れる
で、電源だし大したことはないだろうと思いきや、結構苦労しましたが、なんとかソコソコ使える
ものが出来ました。
普段は回っていません
条件により7Aも一応可能
ダウンDCコンバータの NJM2367 と、可変レギュレーターの LT3080 を使ってみました。
電圧電流計は、OPA4277 を用いた4つの差動回路と、PIC24HJ12GP202を使っています。
また、温度センサーの LM35DZ と、 NJU7032D を使って冷却ファンを制御しています。
半導体は、秋月モノばっかりですな。。