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 30年ぶりに復活した隊長の電子工作指令本部
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PIC32MX695F512L-80I/PF [これです]
 Clock: 80MHz
 ProgramMemory: 512KB
 RAM: 128KB
 Pin: 100

PIC32MXシリーズ中でハイエンドに位置します。MicrochipDIRECTで、¥778。
一番イイのは、PIC32MX795F512L のようですが、これとの差はCANモジュールがあるか
ないかの違いだけですので、安いこちらの方がいいですね。
ちなみに、これの64Pinタイプ(PIC32MX695F512H ¥686)を、2個ついで買いしました。
海外通販は配送量がかかるので、こう安いとあれもこれも買っておきたくなります。

PIC32MX320F064H-40I/PT [これです]
 Clock: 80MHz
 ProgramMemory: 64KB
 RAM: 16KB
 Pin: 64

LCD表示専用として使用します。
PIC32MXシリーズ中ではローエンドで、安いです。microchipDIRECTで、¥376。

MRF24WB0MA [これです]
 IEEE 802.11b/g, IEEE 802.11n
 Data Rate: 1Mbps/2Mbps
 Security: WEP, WPA-PSK, WPA2-PSK

IEEE 802.11a には対応していません。
アンテナ内蔵型です。アンテナ外付けタイプの、MRF24WB0MB というのもあります。

【利点】
・安いです。microchipDIRECTで、¥2390。
・低消費電力です。(送信時最大でも154mA)
・インターフェースがシンプルで、周辺回路も不要です。
・無料でダウンロード出来るライブラリ(Microchip TCP/IP Stack)を利用すれば、ドライバを
 作る必要はありません。PIC18, PIC24, dsPIC33, and PIC32 で利用可能です。

【欠点】
・スピードは遅いです。
  →ですが、高速大容量受信出来てもマイコンでは処理しきれません。工作では十分な感じです。
・今のところ日本では個人での入手は難しい?
  →海外通販。microchipDIRECTや、MOUSER ELECTRONICSでも入手可能です。
・ソフトウェアに関する仕様(レジスタ等)が公開されていないようです。
  →ハードウェアなデータシートはあるのですが・・なぜなんでしょう。ですが、ライブラリを使う限り
  何も知らなくても使えます。知りたければソースを見ればある程度は分かりそうです。

CY7C1371D-133AXC [これです]
・同期型SRAM
・Flow-throughタイプ(非パイプライン)
・読み書きの切換えがシームレス
・バーストリードライト機能付き

容量的には、375Kx18Bit あれば事足りるので、512Kx18Bit の CY7C1363C-133AJXC
でもよかったのですが、当初は受信データ等のバッファとしても使えればと考え、2倍の容量の
これを選択しました。
速度的には33MHzいければ良いのですが、最近はそんなに遅いSRAMは売っていないよう
です。

DMMT-7000WVGA [これです]
800x480 6x3Bit カラーのTFT液晶で、アイテンドーで購入しました。
韓国メーカー製ですが、シャープのLQ070Y3DG01と互換と書かれています。
CIMG0408.JPG

【利点】
・まぁまぁ安いです。
・インターフェースがシンプルです。(32pin)

【欠点】
・データシートが怪しく適当で、不明な点があります。
・画質は余り良くなく、特にコントラストが良くないです。
・上下の視野角が狭く、良い画質で見える範囲が狭いです。

このLCDは、特に上側からみると白っぽくなり、色もおかしくなります。
本作の場合、デフォルトの向きだと、ちょっと実用にならない程だったので悩みましたが、逆さま
にして使用する事にしました。
しかし、念のため買ってあった15cmのFFCケーブルでなんとか届きはするものの、ねじれて
配線する事になってしまいましたし、パネルの穴位置も再度設計し直すハメになりました。
元々は、5cmという短距離で基板と接続出来るように設計してあって、そのケーブルも用意して
あったので、この変更には結構ダメージを受けました。
まぁ、結果的になんとかなったので良しとするしかないです。

後、下記点に要注意です。

・水平方向のスキャン方向が、データシートの図とは逆になっている
 HIで右から左へ、 LOで左から右へスキャンします。(LAMPのコネクタが出ている側が左)

・垂直方向反転端子が効かない
 後から考えると、多分不良だったのではないかと思われます。
 何をしても常に上から下へしかスキャンしませんでした。

前記したように、本作では上下逆さまにして使用しますが、この端子が効かないので、仕方なく
下のラインからデータを送出するようにソフト側で対応する事でなんとかなりました。

【その他】

・調整用VR
 このLCDには、裏面に調整用VRの穴が2つ空いています。コントラストが悪かったので、思い
 切って回してみました。真ん中にあるVRは、恐らくガンマ調整用です。もう片方は、恐らく
 コントラスト調整用です。
 これらを、調整する事で見やすくはなりました。ちゃんと調整されていなかった?か、何かしら
 別の基準でもって調整されていたのでしょう。

・取り付け穴
 裏面四箇所にタッピングビス用の取り付け穴が開いています。各穴位置は対象でなく、微妙に
 ずれているので注意が必要です。
 また、表面のアクティブエリアもセンターではなく、数mm程ですが、縦方向・横方向共に偏って
 います。

・FFCコネクタ
 FFCケーブルは、写真のように導体面を内側にして接続します。
 1pin側は●印の方になります。パターンの配線を見て自分で塗りました。
 CIMG0409.JPG CIMG0410.JPG

NB-INV1L02VS [これです]

主要パーツとは言えないかもしれませんが、LCDのついでに。。
アイテンドーでついでに買える、小型のインバーターです。本作では5VDCタイプを使用します。

データシートがなく仕様が不明なので、購入時に問い合わせてみたところ、商品ページでも
公開されているピンアサイン画像と同じ画像が送られてきて、「ピンアサインはこれです」
とかって、聞いてもいない事を説明され、誤魔化されて終わりでした。
客をナメてると思われても仕方ない対応です。

こちらで調べた実測値を書いておきます。

・ADJ端子
 電圧が低い程明るく、高い程暗くなります。しかし、低すぎると点いたり消えたりして
 不安定になるようです。1V未満にならないようにした方が良いでしょう。
 しかし、1V付近になると明るすぎるので、実際にはそこまで電圧を下げて使う事は無いと
 思います。4.5V位でほぼ真っ暗になります。
 端子流入電流は、電圧に比例して 0μA ~ 20μA の範囲で変化します。

・ON/OFF端子
 アクティブハイ(1.8V以上でON)です。
 端子流入電流は、VCC(5V)直結時で40μA程度、GND(0V)直結時で0μAと微小ですので、
 MPUと直結しても良いです。オープン状態にすると消灯します。プルダウンされているようです。

・出力極性
 写真は、基板のパターンを見てマジックで書きました。
 Hと書いてある方が高圧側で、Lと書いてある方が低圧側です。
 LCD側はピンクの線が高圧側なので、写真の様に接続します。
 CIMG0400.JPG CIMG0463.JPG アイテンドーが頼りないので・・ 

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