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どうやら、このトランスミッタには設計上の問題がいくつかあるようです。
秋月電子のFMトランスミッタをHi-Fi化する
とりあえず、ここの通りに改造してみる事にしました。
改造とは言っても殆ど抵抗値の変更です。幸い、全ての部品が手持ちでありました。
後、ゲインが高すぎるらしいので、2SC1815GRを、手持ちのYランクのローノイズ
タイプに変更してみます。
すると、異常発振は消え、ある程度安定性を持って受信出来るようになりました。
購入したキットの特性では、NJM2035の入力端子にカップリングコンが入っていな
かったのが、不安定性の一番大きな原因となっていたようです。
しかし、どうしてもパイロット信号が出て来ません。
これについては、NJM2035か、クリスタルの不良としか考えられないという結論です。
最終的には、改造版をさらにモノラル化して完結させました。
・NJM2035への電源供給を絶つべく、断腸の思いで10ピンへ続くパターンをカット。
・NJM2035の、1ピンと14ピンを接続し、C12を取り外してQ1のベースへ接続。
TV音声なので、一応役割は果たせますが・・
それにしても、このキット、2003年に出来た(バージョンアップした)ようで、そこそこ定番
らしいですし、、耳に入りそうなものですが。。知っていて放置しているのでしょうか。
他にも同じような現象で、苦慮された方も何人かおられるようです。
これまで、秋月電子のモノは、ある程度信頼していたのですが。。
在庫をさほど気にしなくても良い仕様変更で済みそうなので、なんとかして欲しいものです。